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数学が1だった僕が4まで上げたときの話

どうも、朋也です。

 

中学時代、苦手な科目がありました。

それは、そう

数学です!!

なんちゃら方程式とか、XとかYとかなんだそれ?将来絶対使わんだろ!

そんなことを毎日思っていました。

 

まあ、実際今まで生きてきて日常生活で使ったことはほぼないので、あながち間違いではなかったのでしょう。

 

しかし。

学生は勉強しなくてはいけない。

使わないだろうけどやらないといけない。

だが僕はやらなかった。その結果成績が5段階評価で「1」になってしまいました。はは

 

取った当時は、

「先生の教え方がよくわかんねぇんだよなー」

と、自分が勉強をしなかったことを責めていませんでした。

 

それに高校に送られる評価書みたいなのに1年生は入らないと聞いていたので、2年から頑張ればいいや。と楽観的に思っていました。

それに、ほかの科目についてはそれなりに取れていたので、そこで気のゆるみもあったかなと思います。

 

その後、2学期は「2」をとり、最終評価の3学期は見事に「1」

まあ、ここまでは計算通り!

と高をくくって進級しました。

 

だが、考えが甘かった!!

2年のほうが難しいことをやるに決まっているんですよね。

そんな当たり前のことを気付かなかったんですね。

いや、気付いてはいたと思うのですが、やっぱり何とかなるだろうという、楽観的な性格がここで出てしまっていました。

 

その結果、2年1学期成績は「2」

「1」は免れたものの、それでも悪いです。

 

当時、高校入試の方式が変わったときだったので、公立高校は1校だけ、しかも2次募集なんてものもなくなってしまったと聞いたときだったので、さすがにちょっと焦りだしました。

「内申も低くて実際の実力もないってなったら、そりゃ高校いけないよなぁ。」

と漠然と焦っていました。

 

実際、数学「2」というのもたぶん先生もおまけのような感じでつけてくれたものだと思うので、実際は限りなく「1」に近い「2」だったと思います。

 

僕の親も盛大に心配をします。

このままだと、通える範囲にある一番のヤンキー校に行かなくてはいけなくなるのではないかと。

 

そして、

僕はついに塾に通わされることになります。

まず初めに行かされたのが、有名所の公文(くもん)です。

 

当然今まで勉強という習慣をしてこなかった僕は、

「くもんにいっくもん!」

なんていう気は全く起きず、適当に行って出された問題をこなしていました。

しかし、問題は唐突に起こりました。

 

公文の先生(な、なにこの子。できなさすぎるじゃない!これは親御さんを呼んで面談をしないといけないレベルだわ!)

 

僕の予想ですが、たぶんあっていると思います。

それほどまでに勉強嫌いだったのが僕です。

目も多分死んでいましたね。

 

結果として、親と一緒に面談をして、それでも僕の態度が変わらなかったため、

「もううちでは教えられません」

と匙を投げられてしまいました。

 

これにはさすがの僕も衝撃でした。

まさか、金を払っている塾から入塾を拒否されることがあるのかと。

でも、ひとまず無理やり勉強をしなくてよくなったので良かったなーと思っていました。

 

でも、親は違います。

子どもが入塾拒否されたらそりゃ焦りまくります。

自分たちが思っていたよりもこいつ勉強ができなかったのかとね。

そして、

僕はまた新しい塾に入塾をお願いすることになりました。

次の塾も有名な臨海セミナーでした。

 

結果から言いますと、こちらも入塾を拒否されました。

面接の時点で、軽く問題を出されたのですが、それに答えられずほかの子と授業のペースが合わないだろうからやめておけと言われてしまいました。

さすがの僕も焦りました。でもまあ何とかなるだろとは思っていたので平気でした。

 

でも、やはり親は違います。

いやほんと思い出すと申し訳ない気持ちがこみ上げてきます。

 

後日、臨海セミナーに人から家に電話がかかってきました。

その内容は、臨海セレクトとという個別教室があるのですが、そちらはどうですか?という内容でした。

 

親は、藁にもすがる思いだったでしょう。その話を受けました。

僕も、さすがにのんびりしすぎたかとちゃんと通おうと思いました。

 

ですが...

そんなに甘いものではありませんでした。

確かに、塾に行って色々教えてくれるけど、そもそも数学に興味がなかった僕の点数はそこまで伸びませんでした。

なので成績も変わらず「2」でした。

塾に行っても、大量の宿題を出され、それは塾に行く間際に答えを見て終わらせる。

そんなことを繰り返していたので、自分の力が身につくわけないのです。

そんな僕にも

転機が訪れます!

中学3年に上がり、新しいクラスになり、新しい友達もできました。

その友達は、勉強がとてもできる人でした。

僕は、ほーすごいなーよくわかるなー。

と、いつも感心していました。

 

そして、3年になって初めての中間試験が近づいてきました。

僕はいつものように一夜漬けでやろうとおもっていたので、特に勉強はしないで部活したり遊んだりしていました。

 

ですが、友達から点数で勝負しようぜ!という誘いを受けました。

明らかに僕より数学ができる彼には勝てないだろうと思いましたが、他にも科目はあるし、それに何より誰かと競い合ったり勝負ってなると燃えてくるのでその誘いを受けました。

 

負けるのは嫌なので、どうすれば勝てるか戦略を立てることにしました。

一応、数学と英語以外の科目に関しては、普通に点は取れるので、どう考えても足を引っ張るのは数学です。

なので、数学を勉強することにしました。

いったいどこが戦略なのかはわかりませんが、勝つために勉強をしようと初めて思いました、

 

友達にも教わりつつ、塾の先生にも教わってなんとなく理解できたかな?というところでひたすらに自分で問題を作って、それを解くという事を繰り返していきました。

そうすると、いつの間にかなんだかスラスラ解けるようになっていきました。

自分で問題も作るので、いろいろ試行錯誤しながら解いていくうちに応用力もつくようになりました。

 

そんなこんなで、試験が終わり、結果が返ってきました。

結構頑張って勉強をして手ごたえもあったので自信満々で受け取りました。

そして、そこには過去最高得点の

 

90点!!!

 

がありました。

今まで、一桁だったり、10なん点みたいなやばい点数を取ってきた時が懐かしく思える高得点を取ることができました。

 

だがしかし、友達はそれをさらに超える97点をとっていたので数学の勝負は負けてしまいました。

だけれど、

この勝負をきっかけに数学ダメダメで無理なんだと思っていた自分が勉強すればこんな点数取れるんだという事を知ることができました。

それに、自分の点数を見て前とは違う意味で「やべーな!」「すげーな!」!という周りの言葉を聞いてうれしかったです。

 

それからも、勝負を続けて、競っていくうちに自然と点も取れるようになりました。

前より積極的に授業にも参加するようになったし、聞くようにもなったからかもしれませんが、理解力も深まっていきました。

 

でも、あれですね、塾の大量の宿題だけはやる気が起きなくて今まで通り答えを写しちゃったんですけどね。はっはっは

 

でもあれですよ、今まではただ写してただけですが、写しつつ問題の内容を理解するようにはしていたので、なんでこの答えになるんだ?っていう講師の質問にもちゃんと答えられるようにはしてましたよ!

 

最後に

そんなこんなで、無事内申点も上がり、高校受験も数学でもそこそこの点が取れ合格することができました。

 

こうして振り返ってみて思うことは、親にめっちゃ迷惑かけて申し訳ないっていう気持ちと、何事にもライバルというか目標をもって行動していく事が一番人を成長させてくれるのではないだろうかと思いました。

 

色々と端折ったところもありますが、結局言いたいことはそこですね。

数学みたいに、日常生活には役に立たないかもしれないものでも、違う役割を見つけることで役に立つかもしれません。

 

僕でいうとこの、勝負の材料だったり、点を取って周りから称賛されたり、褒められたりっていう事ですね。

日常に役に立たないことなんてこの世に五万とあるでしょう。

だから斜に構えないでやることが重要かもしれませんね。

 

そんな感じです。

それではまた!